にんじん食堂うずまさ

「にんじん食堂うずまさ」は、京都の太秦(うずまさ)にある珍しい沖縄料理のお店です。

電話…075-864-2690

住所…〒616-8167 京都市右京区太秦多藪町9

食べものは元気のもと


食べものは元気のもと
オキナワのにんじん食堂から
 
 
オキナワのにんじん食堂から
第1回 ごちそうさま、ありがとう
「いらっしゃいませ」
 きょうも元気よく「にんじん食堂」はスタートします。きょうのお昼ごはんのメニューは、①ヘチマのみそ煮、②麩とタマゴのいためもの、③にがうりのおひたし、④紅いもの煮もの、それに⑤ごはんと⑥みそ汁です。これぜんぶで500円。
 
南の島のオキナワ(沖縄)では、めずらしい野菜をたくさん食べています。ヘチマは煮るとドロリとしてやわらかくなり、みそ味にするととてもおいしいのです。にがうりはオキナワでは「ゴーヤー」といいますが、その名まえのとおり、にがい味がします。このゴーヤーは、とうふといっしょに油でいためると「ゴーヤーチャンプールー」という料理になりますが、みんながみんなゴーヤーチャンプールーを好きだとはかぎりません。にがい味をきらいな子どもたちもいます。
 でも、ゴーヤーを食べると元気がでてくるからふしぎです。ビタミンなどの栄養素がたっぷりふくまれているだけでなく、ゴーヤーのにがい味が体によいのです。
 人間はもちろん、動物たちは食べものを食べることによって生きています。おなかがすいたから食べる、おいしいから食べるのですが、食べることによってエネルギーがつくられ、体がつくられ、命がつくられているといってもいいでしょう。
 食事を終えたら「ごちそうさま」とお客様がいいます。わたしたちも「ありがとうございました」とこたえます。人と人が感謝の心でつながります。でも、ほんとうは食べものたちにむかって、「ごちそうさま」、「ありがとう」と感謝しなければならないのかもしれません。野菜や肉や魚などに、それらを生みだす大地や海や太陽にむかって、「ごちそうさま」、そして「ありがとう」。
 
オキナワのにんじん食堂から
第2回 ブタは顔や足もおいしい
「いらっしゃいませ」
 きょうも元気よく「にんじん食堂」はスタートします。きょうのお昼ごはんのメニューは、①ティビチ入りおでん、②にがなのしらあえ、③チラガーの煮こごり、それに④ごはんと⑤みそ汁です。これぜんぶで500円。
 
ティビチはアシティビチともいって、ブタの足の先を煮こんだ料理です。おでんにティビチが入ると、すばらしいごちそうになります。ハシでちぎれるぐらいにトロトロになるまでよく煮ます。とてもおいしいよ。
 チラガーは漢字で書くと「面皮」。ブタの顔の皮のことです。このようにオキナワではブタは顔から足の先までぜんぶ食べてしまうので、残すところはありません。ところが、ひとつだけ食べられないものがあります。それはなんでしょうか?
  ティビチもチラガーも料理をするのには、とてもてまがかかります。長い時間をかけて煮て余分な脂を抜き、やわらかくしていきます。そして、歯ブラシやじぶんのツメを使って、皮をきずつけないように注意しながら、よごれを落としてきれいにします。そのつぎはトゲヌキ(毛抜き)の大きなものを使って、皮に残っている毛を一本一本抜いていきます。毛が残ったままだと、食べたときにまずいからです。
 このようにして何時間もかけて料理をつくるわけです。オキナワのことばでは、これを「ティーアンダ」といいます。手の油。てまをかけることです。ブタだと、ほんとうに手は脂でベタベタになってしまいますよ。こうしてつくった料理なので、お客様に残されると、がっかりしてしまいます。
 さて、まるまるぜんぶ食べてしまうブタですが、さすがに食べられないものはなにかというと、答えは「鳴き声」でした。
 
オキナワのにんじん食堂から
第3回 料理のかくしあじ
「いらっしゃいませ」
 きょうも元気よく「にんじん食堂」はスタートします。きょうのお昼ごはんのメニューは、①ミヌダル、②ふーイリチー、③紅いものウムニー、それに④ごはんと⑤みそ汁です。これぜんぶで500円。

ミヌダル、ふーイリチー、ウムニーという料理の名まえは、たぶん聞いたことがないでしょう。どれもオキナワの代表的な料理なのです。オキナワの料理といったらチャンプールーが知られています。これは季節の野菜と豆腐を油でいためたもので、たくさん入れる野菜の名まえをつけて、ゴーヤーチャンプールー(にがうり)、マーミナチャンプールー(もやし)などと呼ばれます。でも、オキナワにはチャンプールーだけでなく、とてもたくさんの料理があるのです。
 ミヌダルは、黒ゴマでつくったタレを肉にまぶして蒸した料理。ふつうはブタ肉を使いますが、にんじん食堂ではトリ肉を使って、タレにマヨネーズを加えています。このマヨネーズは「かくしあじ」です。かくしあじというのは、食べる人には気がつかないけれど、それを使うと料理がおいしくなったり、特徴がでる材料のことです。カレーにチーズをすこし入れたり、ラーメンの汁に酢をほんのすこし入れたりすると、あじが変わります。なにが入っているのかわからないように入れるのが、かくしあじのコツです。
 かくしあじというけれど、にんじん食堂では料理のつくり方はぜんぶお客さんに教えます。おいしい料理はみんなのものだからです。昔から、たくさんの人が工夫をして、人から人に伝えることにより、おいしい料理は残ってきました。だから、おいしい料理はだれかひとりのものではありません。みんなの宝ものなのです。
 
オキナワのにんじん食堂から
第4回 食べもののすききらい
「いらっしゃいませ」
 きょうも元気よく「にんじん食堂」はスタートします。きょうのお昼ごはんのメニューは、①ウラチキチヌク、②野菜入りたまごやき、③へちまの酢みそかけ、④ごはん、⑤イナムドゥチ(ぶた肉やいろいろなものが入ったあまいみそしる)です。これぜんぶで500円。どうぞ、おめしあがりください。

 「ウラチキチヌク」はオキナワのことばで、「裏付きキノコ」のことです。シイタケの裏に魚のすりみを丸くこんもりと盛り付けた料理で、にんじん食堂の人気メニューです。でも、お客さんのみんなが大すきなわけではありません。シイタケがきらい、魚がきらいという人もいて、食べないでお皿にそのまま残っていることもあります。
 「もったいないなあ……」
 食べもののすききらいがある人はすくなくありません。そして、じぶんが「おいしい」と思うものをたくさん食べたい、いつも食べたいのはあたりまえです。だけど、すきなものだけを食べていたら、どうなりますか?
 肉が大すきといって、とんかつ、ハンバーグ、牛どんなどばかりを毎日毎日食べたり、野菜が大きらいといって、にんじん、ピーマン、キャベツなどをぜんぜん食べなかったら栄養素のバランスがくずれて、やがて病気になってしまうことでしょう。
 すききらいがあるのはしかたないけれど、でも、きらいなものはぜったいダメときめつけないで、チャレンジしてみませんか。前に食べたときは、たまたまおいしくなかったのかもしれません。ほんのすこしがまんすれば食べられるかもしれません。すききらいは食べものだけでなく、お友だちのことでも同じです。きらいなお友だちだって、よくつきあってみれば、すきになることもあるはずです。
 
オキナワのにんじん食堂から
第5回 ごちそうとぜいたく
「いらっしゃいませ」
 きょうも元気よく「にんじん食堂」はスタートします。きょうのお昼ごはんのメニューは、①煮つけ、②ゴーヤー入り野菜サラダ、③紅いものウムニー、④キビごはん、⑤ハンダマとゆしどうふのお汁です。これぜんぶで500円。ごはんはおかわりができます。

 煮つけはオキナワの人たち、ウチナーンチュがだいすきな料理です。ぶた肉、こんぶ、しいたけ、だいこん、にんじん、揚げどうふ、ゆでたまごなどを時間をかけてグツグツと煮こんだもので、おでんによく似た料理といっていいかもしれません。
 煮ているうちにそれぞれの材料から味がしみだしてきます。また、その味がそれぞれの材料にしみこんでいきます。料理にたくさんの材料をつかうと、さまざまな味がまざりあってとてもおいしくなります。そして健康と成長のために欠かせない栄養素がたっぷりととれるのです。
 だいこん、にんじん、ゆでたまごなどはひとつひとつだとフツウの食べものですが、煮つけやおでんにすると、いろいろ盛りつけたお皿の料理はりっぱなごちそうになります。
 でも、ごちそうも多すぎると話はちがってしまいます。だいすきだからといって、おすしにハンバーグにカレーライスをぜんぶ食べられますか。レストランでの食事やパーティーなどでの食事のときに、いくつもいくつもおいしそうなお皿が並ぶことがあります。どんなにおいしくても、とてもぜんぶ食べられません。お皿には料理が残ってしまうでしょう。せっかくのごちそうなのに。
 世界中には食べものを満足に食べられずに飢えている子どもたちがたくさんいます。そのいっぽうで食べものを残している日本の子どもたちがいます。これでいいのかな?
 
オキナワのにんじん食堂から
第6回 ごちそうはからだによい?
「いらっしゃいませ」
 きょうも元気よく「にんじん食堂」はスタートします。きょうのお昼ごはんのメニューは、①へちまのはいった野菜カレー、②きのこオムレツ、③パパイヤのみそ煮、④ごはん、⑤アーサととうふの汁です。これぜんぶで500円。

へちまはオキナワでは夏の野菜の代表です。みそいためにしてよく食べますが、カレーにいれてもとてもおいしいのです。パパイヤはくだものではありません。皮がまだみどり色の、じゅくしていないパパイヤは野菜として使われています。葉っぱの野菜がすくなくなる夏には、へちま、ゴーヤー(にがうり)、とうがんなどが八百屋さんにたくさんならびます。こうした野菜を使った料理は、からだにもよいのです。
「なーんだ、お肉がはいっていないじゃないか。おいしくないよ」と、がっかりするお客さんもいるかもしれません。肉や魚がはいっていないと、ごちそうではないという人もいます。ごちそうというと、みなさんはどういう料理をかんがえますか。やき肉、ハンバーグ、おすし、うなぎ、えびフライ……。
 どれも肉や魚など動物性の食べものばかりです。おなかいっぱい食べたら「おいしかった」と満足します。でも、こういうごちそうは、ふくまれている栄養素をみると、かたよっています。たまに食べるのはよいけれど、いつもこれだけ食べつづけていると病気になってしまうかもしれません。
 ごちそうではないけれど、野菜、豆、かいそう(わかめ、こんぶなど)、きのこなどはそれぞれ味をもっています。口のなかにいれたら、目をつぶってかみしめてみましょう。つよいおいしさではないですが、ほっとするやさしいおいしさが味わえるはずです。
 
オキナワのにんじん食堂から
第7回 いっしょうけんめい食べよう
「いただきます」
 ごはんを食べるまえに、げんきよく「いただきます」といって食べますか?
 そして、ごはんを食べるときは、いっしょうけんめい食べましょう。テレビをみながら食べたり、まんがをよみながら食べたりすると、せっかくのごはんがおいしくありません。よくかまないでのみこんでしまうから、食べものの消化もわるくなります。

「かみなさい」
 オキナワでは「食べる」ことを「かむ」といいます。だから「かみなさい」は「食べなさい」といういみです。オキナワのおばあさんは「かめー」といいます。お客さんがくると、つぎからつぎへと料理をだして、「かめー」「かめー」とすすめるのです。
 ごはんを食べるときによくかむと、だえき(つば)がたくさんでてきて、消化がよくなるだけでなく脳に刺激がつたわり、あたまのはたらきもよくなるようです。でも、テレビやまんがに夢中だと、よくかめません。
 食べ終わったら「ごちそうさま」です。そのとき、ちゃわんやおさらをよくみてみましょう。ごはんやおかずがのこっていませんか。むかしの人は、ごはんつぶひとつものこさないように多べたそうです。もちろん、おかずものこさず、ぜんぶ食べました。だから、ちゃわんやおさらは、あらったあとのようにピカピカときれいです。
 ごはんをつくる人は、おいしく食べてもらおうといっしょうけんめいつくります。だったら、いっしょうけんめい食べたいものです。ちゃわんやおさらに、めちゃくちゃに食べのこしがあったら、つくってくれた人にもうしわけありません。のこすときもきれいにのこしましょう。ごはんの食べかた、のこしかたで、その人がどんな人かよくわかります。
 
オキナワのにんじん食堂から
第8回 おなかがすいた
「ありがとうございました」
 お昼ごはんを食べおえたお客さんが帰っていきました。そのお客さんが使った食器を洗うとき、ごはんとおかずと汁をぜんぶ、きれいに食べてくれていると、とてもうれしくなります。

「おいしく食べてもらえて、よかった」
 でも、食べのこしがあると、いろいろ考えこんでしまいます。
 「まずかったのかなあ?」
 お客さんがごはんやおかずを残す理由はさまざまです。まずかった。きらいなものだった。病気やアレルギーで食べられない。ダイエットをしている。いそいでいた。おなかがすいていなかった、などです。
 すききらいは、人によってちがいがあります。おなじ料理を食べても、あじがうすすぎるという人もいれば、あじがこいという人もいます。甘いものがだいすきな人とだいきらいな人がいます。肉がすきで野菜がきらいな人がいるかと思えば、反対に野菜がすきで肉がきらいな人もいます。だから、みんなに「おいしい」といわれるのは、むりなことかもしれません。
 ただし、すこしぐらいすききらいがあっても、ごはんをおいしく食べる方法はあるのです。それは、おなかをすかして食べること。おなかがいっぱいなときは、どんなごちそうを前にしても「おいしそう」とかんじません。食欲がでないのです。
 ぎゃくに、おなかがすいていると、ごはんはとてもおいしくなります。ですから、ごはんの時間の前にお菓子を食べたり、ジュースを飲むと、せっかくのごはんがまずくなってしまうわけです。また、おなかがすきすぎていても、おいしく食べられません。朝、昼、晩にきちんと食べることが大切ですね。
 
オキナワのにんじん食堂から
第9回 ちがうから、たのしい
「みそしるはありませんか?」
 お客さんがお店にはいってきたら、元気よく「いらっしゃいませ」とあいさつをして、つめたいお茶をはこびます。そしてメニューをわたして、注文をききます。でも、メニューを見ないで「みそしる」を注文するお客さんもいます。

毎朝、ごはんのときに、みそしるをのんでいる人は少なくありません。とうふ、あぶらあげ、わかめ、ねぎ、あさり、なめこ(きのこ)をはじめ、いろいろなものがはいります。全国の地方によっても、さまざまなかわったみそしるがあります。
 では、オキナワのみそしるとは?
 食堂にも「みそしる」というメニューがあるところがあります。このみそしるは、ちいさな「おわん」にはいったふつうのみそしるとはちがいます。おおきなどんぶりやラーメンどんぶりにはいっています。そしてなかみもぶた肉、とうふ、やさい、たまごなどがたくさんはいった、りっぱなおかずなのです。そして「みそしる」を注文するとごはんもついてきます。
 だから、オキナワの食堂で注文するときのおもしろい話があります。なにも知らない旅行に来た人が、メニューを見てたのみます。「ゴーヤーチャンプルーに、みそしるに、ごはんをください」
 注文の品がでてくるとびっくり。ゴーヤーチャンプルー(にがうりいため)にもちいさなみそしるとごはんがついていますから、①ゴーヤーチャンプルー、②おおきなみそしる、③ちいさなみそしる、④ごはん3杯がテーブルに並んでしまうからです。
 でも、こんなちがいがたのしいですね。食べものも人も、それぞれちがうから、いろいろなであい、めぐりあいがたのしめます。
 
オキナワのにんじん食堂から
第10回 食べるまえに歯をみがこう
「いただきます」
 毎日、元気よくごはんを食べていますか。でも、よごれたままの手で食べてはいけません。おなかをいたくするバイキンやかぜの原因となるウイルスなどが、手から口へはいってしまうことがあります。だから、食べるまえにちゃんと手をあらえば安心です。

歯もおなじだということが、最近になってわかりました。むし歯にならないためには、食べたあとでみがくより、食べるまえのほうがいいのです。いままで学校の先生や、お父さんやお母さんが教えてくれていたことがまちがいだったのです。
 むし歯は、酸というものが歯をとかすことによってできます。そして酸は、歯にくっついているバイキンが、みんなが食べるごはんを材料にしてつくります。しかし、ごはんを食べないでいることはできません。だから、歯ブラシをつかって歯をみがいて、バイキンをとりのぞくことがたいせつです。
 バイキンが歯にくっついていると、ごはんを食べはじめて3分もすると、もう歯がとけていきます。そして、食事中ずっとむし歯がつくられていくのです。「ごちそうさま」をしてからあわててみがいても手おくれです。
 食べるまえに歯をみがいていたらどうでしょうか。バイキンがいなければ、ごはんを食べても、あまいものを食べても酸ができることはありません。食べるまえに手をあらうのとおなじように、歯も食べるまえにみがくほうがいいというのが正しい考えかただとわかったのです。だから、朝は、顔をあらうときに歯もみがくといいでしょう。朝ごはんのときには歯にはバイキンがいません。
 口の中がきれいになると、食べるものもおいしく感じられます。そして、いたいむし歯にもならなくてすむからうれしいですね。
 
オキナワのにんじん食堂から
最終回 みんなで食べよう
「いただきます」
 毎日、元気よく食べるまえのあいさつをしていますか。そして食べおわったら「ごちそうさま」をわすれないでね。

でも、ひとりぼっちでごはんを食べるときもあるでしょう。ひとりで、だまって食べると、せっかくのごちそうもおいしくありません。そんなときでも「いただきます」と「ごちそうさま」のあいさつをすると、元気がでてくるからふしぎです。
 人間は食べものから栄養をわけてもらっています。また、食べものを「おいしく」感じると幸せな気もちが満ちてきます。さらに家の人たちや友だちといっしょに食べると、とても楽しくなりますね。そして楽しいひとときをいっしょにすごすと、人と人はもっともっとなかがよくなるのです。
 だから、食べることをたいせつにかんがえたいものです。食べものをだいじにあつかいたいものです。そのために、食べるまえには「いただきます」を言い、食べおわったら「ごちそうさま」を言い、感謝の気もちをあらわしましょう。
 みんなで食べると、いいことがあります。おかずをわけあえば、いろいろなものが食べられます。食堂でも、なかのよい人たちは別べつな料理を注文して、わけあって食べることがあります。とくをした気分です。そしていろいろ食べられるから、栄養素のバランスもよくなるでしょう。みんなで食べると、ごはんはほんとうにおいしいのです。
 食べることは人と人をつなげます。オキナワでは人間のことを「にんじん」と言います。「にんじん食堂」は、人と人が楽しく食事をして、なかよくなっていく……そんな食堂をめざしています。
 「ありがとうございました」

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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